これまでの常識がガラリと変わる?! いまヒジョーにワクワクして読み進めている医療本について

こんにちは、きゅうぞうです。

関東地方はあいかわらずの冬晴れで、

カラッカラ状態が続いております。

 

が、しかし!

どうやら明日夜くらいから恵みの雨or雪が降るようで、

報道番組や天気予報では盛んに取り上げています。

 

予報では積もるような雪ではないということでしたが、

夜から深夜にかけての雪・・・って、

しんしんと積もるのではないか?と、気になるところ。

 

金曜の朝起きて、一面真っ白の銀世界だと、

一気に頭の思考回路が大渋滞してアワアワしてしまいます。

 

子供のころは「わーい\(^o^)/」だったのにね。

 

ええと、ええと、

何着ていこう・・・から始まり、

滑りにくい靴はどれだ?とか、そもそも少し早く家でないとマズい?とか、

限られた朝の時間の中で、頭のなかはフル回転。

 

雪に不慣れな関東の人間は、ちょっとの雪でも慌てちゃうんです。

 

気象予報士の皆さんがいうように、

「最新の気象情報をこまめにチェック」いたしましょう。

 

今日は、いま引き込まれて読んでいる本のお話です。

 

私の読書の仕方は?というと、いろいろな分野に興味があるので、

必然的に「広く、浅く」になります。

 

そしてその中で特に気になるもの、もっと深く知りたいものを選んで、

限られたものについて、「深く」というお付き合いの仕方です。

 

今読んでいる最中の本、なかなか面白いのです。

 

現役ドクターである、近藤誠先生が書かれている、

「近藤誠がやっている がんにならない30の習慣」という本です。

 

「医者に殺されない47の心得」や、「クスリに殺されない47の心得」など、

数々のベストセラー本を世に送り出しているドクターなので、

ご存知の方も多いことでしょう。

 

どんな方なのかというと、

慶応義塾大学医学部卒業後、同医学部・放射線科に入局され、

その後30年以上同医学部の講師として教鞭をとられてきた先生です。

 

乳がんによる、乳房温存療法のパイオニアとして、

抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性を啓蒙し続けている、ドクターなんです。

 

実は私も常々、そのキャッチ―なタイトルの本を見るたびに、

気になっていたひとりで、

今回の「近藤誠がやっている がんにならない30の習慣」が、

私にとっての“近藤本”の1冊目となりました。

 

まだ読み進めている最中なのですが、ひとこと「おもしろい!」です。

とっつきにくい医学や病気のお話が、分かりやすく書かれているので、

流れるように読むことができます。

 

今の日本で、ごくごく普通に行われている治療方法や病気との向き合い方に、

笑っちゃうくらいダメ出しをされています。

 

でも内容は決して笑いごとではなく、

一般的に普通に行われていることを、いったん立ち止まって考える、

気づきやチャンスを与えてくれていると思いました。

 

今の常識が当たり前とか、

お医者さんのいうことは絶対だ、と思っている方には、

ビックリするような内容満載です。

 

たとえば、

・医者に近づかない

・検査を受けない

・クスリを飲まない

・ピロリ菌を除菌しない

 

などなど。

 

健康診断などは年1回は職場で受けたり、自治体から案内が来たりと、

かなりの方が受けていますよね。

 

大きく分けて4つの章で構成されていて、

最初の第1章で「がんにならない生活習慣10」

   第2章で「がんで早死にしない知恵10」

   第3章で「がん治療で殺されない心得10」

   第4章で「なる?ならない?がんのQ&A」

 

といった具合に、順序だてて噛み砕いた説明をしてくれているんです。

 

読んでいけばいくほど面白くって(興味を引かれて)

ちょっと時間が空くと、本を開きたくなってしまうほど。

(でもここで開いてしまうと、

ついつい閉じるタイミングを逸しちゃうんですけどね^^;)

 

世の中の常識といわれていることの、真逆の意見を発すると、

必ず反対したり受け付けない人が出てくると思うのですが、

 

それでも一度は目を通してみたらいいのでは・・・と思います。

 

私もまだ1度この本を読んだからといって、

すべてをこの通りにするか(できるか?)といったら、

まだ迷う部分も正直あります。

 

でも、この本を読む前から「本当にそうかな?」と思って疑っていたことや、

これまでも聞きかじっていた知識などと重なる部分もかなり多く、

「ああ、やっぱりそうだったか」と、腑に落ち、

「これでいいんだ」と、今までの私自身のスタンスに自信が持てたことは確かです。

 

とにかく感じたのは、

もし何か病気が分かったとしても、

すぐさま1人の医師のいいなりにならない!ということです。

 

大切な自分の体や命ですもの。

 

そうはいっても、いざ医師から告げられたことが

重大な事態であればあるほど我を忘れてしまうだろうし、

不安で頭が真っ白になってしまうんだろうなと思います。

 

でもそこで、いったん家に持ち帰って、

家族なり信頼できる友人と話し合ったり、

たとえひとりでも、冷静になって受け止め、

今後どうするかを考える時間を持つことは大切だなと感じました。

 

最近ではよく聞かれるようになった、

セカンドオピニオンとかサードオピニオンというのも、

有効なのでしょうね。

 

おかげさまで、いまのところありがたいことに元気に生活させてもらえているので、

いざという時のために、

これからも少しずつ情報を蓄え、

どうせなるなら“賢い患者”になりたい・・・と思っています。