お肌の乾燥対策に今すぐできる、すごく簡単でラクチンな3つの方法

乾燥といえば冬。

冬といえば乾燥。

このふたつ、女性にとっては切っても切り離せない気なるワードではないでしょうか?

 

今年は例年に比べて気温が高めのようで、

もちろんあの酷暑から気温は確実に低くなっています。

でもその低下の具合がとても緩やかなんですよね。

寒がりのきゅうぞうとしては、これはとっても助かります。

 

今話題の血糖値にしても、

ダイエットの体重増減にしても、

なにごとも一気に下がったりあがったりというのは

身体への負担が大きいように感じます。

季節や気温の移り変わりも、ゆっくりじわじわとしてくれることで、

身体も少しずつ対応していけるからだと思います。

 

気温の低下が緩やかなおかげで、

お肌のお肌の乾燥具合もまだ余力がある感じがします。

たぶん例年の11月だったらいきなり風が冷たい日なども現れて、

一気にお肌がカピっとしだすころですから。

 

本格的な乾燥の時期がやってくるまえに、

知っておいていただきたい方法を3つご紹介したいと思います。

エステティシャンとして働いていたころ、

先輩から教えてもらったものや、

スクールや本などで得た知識です。

実際に私が取り入れてみて、よかった!と思ったものなので、

乾燥が気になる方にはぜひ試してみていただきたいものばかりです。

どれもすごーく簡単なので、すぐに取り入れられますよ。

 

その1 化粧水をミルフィーユ状に3度重ねる

朝の洗顔後や夜のお風呂上りに、きっと皆さん化粧水をつけていることと思います。

最近だと化粧水の前に美容液やオイルというパターンもある事でしょう。

その場合でも、必ずどこかのタイミングで化粧水をつけるはずだと思います。

その際に、3回化粧水をつけてみてください。

1度つけて、ひと呼吸おいて肌の上でビシャビシャになった状態ではなく、

ある程度浸透してから2回目、そしてまたひと呼吸おいて3回目という風におこなうのです。

そのときに、さらに効果をアップさせる方法があって、

化粧水をつけた後、手のひらで顔全体を覆うようにしてやさしくプレスしてあげてください。

イメージとしては、ググッと化粧水をお肌の中に入れ込むような感じで。

化粧水→ハンドプレス→化粧水→ハンドプレス→化粧水→ハンドプレスという風に、

ミルフィーユ状に重ねるんです。

特別高級な化粧品を買いに走らなくても、いまある手持ちの化粧水ですぐできる気軽さもおすすめしたい理由の1つです。

最初はちょっと面倒だなと思う時も正直ありましたが、

今ではすっかり慣れて、やらないと何だか門足りない気がするほどです。

私の場合はお肌の保湿力があがったようですし、その後使うお化粧品の浸透も良くなった気がします。

 

その2 お風呂で身体を洗う時は泡立てネット+手

洗顔ではよく使われている泡立てネットですが、身体を洗う時もぜひ使ってみてください。

夏場はともかく、秋以降はぜひぜひおすすめしたいです。

お風呂上りにお肌が乾燥して、夜寝るときや寝ている最中に痒くて掻きむしってしまったりしませんか?

ボディクリームをせっせとつけているのに、やっぱりかゆみが収まらない。

そんな方はお肌のこすり過ぎが原因かもしれません。

秋冬はあたたかい湯船につかる時間も長めになりますし、

温度も高めになりがちですよね。

毎日熱いお湯につかって、そのうえでゴシゴシと皮膚をこすっていては、

お肌を外からのあらゆる刺激から守ってくれている皮脂膜が奪われ過ぎてしまいます。

そこで使ってほしいのが、泡立てネットと自分自身の手のひらです。

ナイロンタオルでこするのはあまり良くないと知ってから、

手のひらを使うことはやっていたのですが、

石鹸やボディソープの泡立ちが少ない状態で手のひらを使うことも多く、

これだと手のひらで塗りつけているような感じです。

これだと時々乾燥に悩まされていたのですが、

泡立てネットで泡を作ったものを手のひらで広げる方法にしたら、

とっても調子よくなったんです!

顔を洗う時は泡立てネットを使っているのに、

なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだろう(笑)

弾力のある泡で素肌を滑らせるので、

汗や汚れは落ちて必要以上に皮脂を奪わないので、

少しずつお肌が落ち着いてくると思いますよ。

 

その3 お湯の温度は37度を意識してみる

その2でも書いたように、湯船の温度や髪や身体を洗うお湯の温度が高いと

せっかくふっくらとした泡で洗っていても、元の木阿弥です。

髪や身体を流すときのお湯の温度は37度を目安にするといいです。

髪を洗う際もやっぱり同じで、確かにお湯の温かさで頭皮の毛穴を開いてあげたり、

予洗いの意味ではお湯は有効だと思うのですが、

これも高すぎると頭皮の必要な油分も奪ってしまいます。

きちんと髪を洗っているのに、フケが止まらないという場合は、

お湯の温度が高いことも原因の一つとして考えられそうです。

ただ、湯船の温度はこの時期だと37度はすこーし物足りなく感じるかもしれませんね。

私は秋冬はだいたい39度を目安にしています。

最初から39度にしてもいいし、

37度で浸かり始めて浸かりながら39度まで上げていくのもいいと思います。

 

3つの方法、どれもすっごく簡単で手軽なので試してみる価値はあると思います。

いつもの習慣をちょっとだけ変えてみたり、ひと手間加えるだけです。

明日は立冬

暦の上ではいよいよ冬の到来です。

本格的な乾燥の時期がやってくる前に、ぜひお試しあれ。