遅ればせながら、アカデミー賞6冠受賞作「ラ・ラ・ランド」を観てみた
こんにちは、きゅうぞうです。
ちょっぴり寒さが緩んで、春の気配を感じられる週末。
いかがお過ごしですか?
私はすっかり、遅寝遅起きが続いています。
今朝なんか、10時過ぎに朝食を取りながら、
「芸能人の朝か?」と、ひとりツッコミしたくなったくらい。
そろそろ一般ピーポーの朝に戻りたいと思います。
ってことで、今夜早く眠らなくっちゃね。
そういえば、先週の金曜ロードショーで
「ラ・ラ・ランド」やってましたね。
地上波発、完全ノーカット版ということで楽しみにしていました。
週末のお楽しみ、韓流時代劇(現在、「皇帝の娘 スベクヒャン」
という作品を見ています♪)を見るのに忙しいため、
ラ・ラ・ランドは録画して後日観ました。
劇場公開する前から、話題作ということで楽しみにしていたのですが、
大きなスクリーンで見るタイミングを逸してしまい、
やっと今になって見ることができました。
この作品、アカデミー賞史上最多14部門ノミネートされ、
最終的に6部門獲得!
そりゃ~見る前から期待は高まるってもんです。
この史上最多14部門ノミネートって、他にはあの「タイタニック(1997年)」
なんかと肩を並べているんですよね。
スゴイです!
でも実際に獲得した6部門の内訳を見てみると、
監督賞、主演女優賞(エマ・ストーン)、撮影賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞で、
肝である作品賞はとっていないのです。
とはいっても、6種類受賞するだけでもすごい事なんですけどね。
でもこの内訳を知らないと、
私みたいな素人&ミーハーは、
「アカデミー賞受賞」の文字に踊らされちゃうんですよ。
実際にその年の作品賞をとった作品は「ムーンライト」。
ん?いまいちピンとこない(汗)
調べてみたら日本での興行収入は3億5,000万円。
日本ではそれほどヒットしなかったみたいですね。
ちなみにあの「タイタニック」は、14部門ノミネートされ、
蓋を開けたら11部門受賞なので、やっぱりパワーが違いますね。
当然、作品賞も受賞しています。(当然、あのセリーヌ・ディオンが歌う主題歌も、
主題歌賞とってます!! 流行ったもんな~)
ネタばれしちゃうと、私みたいにこれからデビューする方に申し訳ないので
お口にチャックしておきますが、
ラストが、うーん・・・という感じで、スッキリしない終わり方でした。
そこがノスタルジックというか余韻が残って、
逆に印象に残るのかもしれませんが、
単純明快な私としては、モヤモヤ感が残っちゃって・・・
「ああ~いい作品だった~」とか、
「観てよかった~」という感情が、正直な所沸き上がってきませんでした。
「見て損した」とは言わないけれど、
もっとダンスシーンとか、歌のシーンとか盛り上がりが欲しかったなあ。
でも後々知って驚いたのが、売れないジャズピアニストを演じた
主演男優のライアン・ゴズリングのピアノシーンは、
本人が実際に弾いていたということ!
映画を見ながら「ピアノの練習期間だけで1年位かけてるのかね」
なんて話していたんですが、
なんと3か月でマスターしたんだとか。
しかも楽譜も読めず、ピアノ経験ゼロからです。
どうやって習得したかというと、
もともとダンス経験があったため、
プロのピアニストが弾く指の動きを、「振り付け」として
完コピしたんだそうです。
これぞ発想の転換!
どんなきっかけで難題をクリアできるかなって、
分からないものですね。
ジャズの雰囲気やピアノ指さばき、
そんな部分は見所の一つだと感じました。
もう一度見るか?と聞かれたら、即座にYES!とはいえませんが、
まだ見ていないのであれば、1度は見てみるのもいいと思います。
とくに、TSUTAYAへ行ったはいいけど、
何を借りようか店内を何度もぐるぐるしているようなら、
手に取ってみるのもあり!
普段から韓流ものに偏りまくっていたので、
英語の響きもたまにはいいもんだな~と、
洋画にも触れてみたくなってきたのは意外な収穫でした。